BASEには、シークレットECといってショップにパスワードをつけて特定のお客様への販売ができるAppsがあります。
シークレットECのAppsを使うと以下のようなことが可能になります。
- 訪問者はパスワードを入力し、入店(ショップ閲覧)できる
- 会員限定ショップやリピーターに向けたシークレットセール会場など特別なショップを運営できる
- 卸取引用に一般客は入れない窓口を作る
ここで注意しなければならないのは、パスワードはショップ全体にかかるため、既存店の一部を入場制限はできない、ということです。
例えば、1ショップがあって「ここからセール会場ですよ、ここからパスワードが必要ですよ」というような使い方を1ショップ内でできない、ということになります。
つまり、もし、1ショップで限定エリアを作ったり、卸取引エリアを持ちたいのであれば、「シークレットEC用のBASEショップ」を新規に作らなければなりません。
ただ、そうであったとしても、Baseは無料で使用できるので何店でも持ってもいいし、管理しやすくていい、とも言えますが、ショップの設定など立ち上げ作業は必要ということになりますし、売り上げは別になるので、さまざまな手間は2倍ということになります。
ただし、全く別の使い方としてショップの立ち上げ時などでデザインの編集をしている最中とか、ショップ作成が中途半場になっているときに一時的にパスワード付けて一般の人の閲覧を制限したり、誰かにチェックしてもらいたい、等という場合にも使える機能だと思います。
さて、ここからはシークレットECの使い方と解除の方法です。
シークレットECの使い方と解除の方法
当初、私はシークレットECはショップの一部で使えると思っていて、何も考えずインストールしパスワードを入力しており、解除の方法に躓いたのでメモとしても残しておきます。
シークレットECの導入方法
1.BASE管理画面の「Apps」から「シークレットEC」を選択し、「インストール」をクリック

2.パスワードとメッセージを入力して「保存」します。

3.ショップにパスワード入力ボタンが表示されます

表示確認します。トップページを表示した様子ですが、シークレットECで設定したメッセージとパスワード入力を求める画面が表示されます。
シークレットECの解除方法
1.シークレットECの設定画面で、「無効にする」のタブをクリックします。

2.ショップのパスワードを入力して「無効にする」ボタンを押します。

ここで求められるのは、シークレットECで設定したパスワードではなく、ショップアカウントのパスワード、つまりショップにログインするときのパスワードですので注意しましょう。