BASEでは、特に何かを設定しなくても管理画面から各種データを閲覧することができます。
主な項目は
- 売上金額
- 注文数
- 商品別注文点数
- 平均注文単価
- 注文者数(新規orリピーター)
の他、
アクセスに関するデータは
- ショップ閲覧数(PV)
- 商品別閲覧数
- SNS経由の流入数
- ショッピングアプリ(Pay ID)からのデータ
- 総合ショップランキング順位
となります。
いづれもショップを開店させてからの過去のデータも見ることができます。
簡易的なアクセス解析の機能としては基本機能として押さえられていますが、やはりSEOの観点からみると、もっと詳細なデータがあった方がよりショップの改善点が見つかるはずです。
BASEには、グーグルアナリティクスを入れ込むアプリがあるので、そちらを利用します。
以下では、グーグルアナリティクスをベイスで使う方法を解説していきます。
注意
2023年7月からGoogleアナリティクスの仕様が異なり、「Google Analytics 設定 App」が利用できなくなります。新しいGoogleアナリティクスGA4を使う場合はHTMLタグ管理APPを使ってください。
Googleアカウントを取得します
グーグルアナリティクスを使うには、事前にグーグルアカウントを取得しておく必要があります。
グーグルアカウントは、アナリティクスの他にもメールアドレスを取得できたり、Gmailを使えたり、別の機能も様々使えます。
個人用にお持ちの方も多いとは思いますが、個人的にはショップ運営のためのグーグルアカウントを取得しておいた方が管理しやすく何かと使えるかな、と思います。
グーグルアカウントを作成する
グーグルアカウントを新規で作成する方法はたくさんあるのですが、わかりやすい方法で解説します。
下記は新規にグーグルアカウントを取得する流れになります。
ウェブ検索で「グーグルアカウント」と検索し、「Googleアカウント」というページにアクセスします。(または下のリンクから)
画面から「Googleアカウントを作成」をクリック。
必要な項目を埋めていきます。ちなみに姓名は本名ではなくてもいけます。
ユーザー名はメールアドレスに使われるので、ショップ名などを入れると管理しやすいです。
ただし、ユーザー名は早い者勝ちなので、同じものをだれかが取得していれば使えません。
数字やピリオドなどを駆使して、望みに近いアカウントを取得してください。
項目に電話番号なども尋ねられますが、省略可能です。
ただし、生年月日は必須です。
アカウントの本人確認で使われることがあるので、ご自身の生年月日をいれておきましょう。
ショップ開設日など、【生まれたばかりの生年月日】だと弾かれます。
「プライバシーポリシーと利用規約」に同意したらすぐにOKです!
他のサービスも使えるようになります。
HTMLタグ管理APPをインストール&設定する
HTMLタグ管理APPをインストールする
BASEの管理メニューの「Apps」から「ショップの課題を分析する」のカテゴリへ移動して「HTMLタグ管理」設定をクリック。インストールします。
Base内でこのような画面が表示されるのでこの画面のままGoogleアカウントのページへ戻りましょう。
Googleマーケティングプラットフォームに登録
画面中央の「Googleマーケティングプラットフォームにログインする」のボタンを押します。
同アカウントでGoogle Analyticsを始めて使う場合は、サービスを選択します。
既にアナリティクスの使用開始をしたことがある人は下のような画面が出ます。
いづれも、アナリティクスの画面に移動し、登録するショップのアカウント作成から始めることになります。
Googleアナリティクスを登録する
次にグーグルアナリティクスにショップのURLを登録していきます。
「アカウントを作成」から、アカウント名などを入力していきます。
アカウント名を設定する
プロパティを設定する
画面に沿ってプロパティを作成していきます。
タイムゾーンや通貨は「日本」で良いですが、ご自分の場所を選択してください。
簡単なアンケートなどがある場合がありますが、画面に沿って進んでいきます。
利用規約に同意して進みます。
測定対象を選ぶ
データ収集のプラットフォームを尋ねられますので、今回の測定の対象は「ウェブ」を選択します。
ウェブストリームを設定する
ウェブストリームの設定画面が出るので、BASEショップのURLを設定します。
最後に「ストリームを作成」ボタンをクリックします。
ウェブサイトの名前やURLを登録していきます。
測定IDを確認する
次の画面で「測定ID」が表示されるので、こちらをコピーしておきます。
Gから始まる番号です。
先ほどのグーグルアナリティクス画面で設定した測定IDがBASEで設定する番号になります。
測定IDは「プロパティ設定」などアナリティクスの画面の各所に表示されていますので、後から確認することもできます。
BASEのHTMLタグ管理設定に入力する
BASEの管理画面、HTMLタグ管理設定に戻ります。
タグを登録するボタンをクリックします。
するとこのように「タグテンプレート」で種類を選択できるので「GA4」を選択します。
BASEショップで設定できる「GA4タグ」は一つなので、タグ名は入力できません。
測定IDのところに先ほど登録したGで始まる測定IDをペーストします
最後に「登録する」ボタンをクリックすれば紐づけOKです。
データ自体はBASEの管理画面内に掲示されるわけではないので、実際のデータはGoogleAnalyticsにログインして閲覧することになります。
以上でGoogleAnalyticsの設定は完了しました。
ショップ運営の中で、ちょくちょくGoogleAnalyticsをチェックして、ショップ改善に役立ててください!