BASEの売上は「振込申請」をすることで振込をしてもらう仕組みでした。
逆に言うと振込申請をしないといくら売上があっても売上金は手に入らないシステムでした。
申請から入金までの期間や制限は、振込金額はいくらまで?
振込申請を行うと申請から10営業日(土日祝除く)での入金になり、申請自体は1日1回限り、751円~最大100万円までという制限がありました。
もっと早く振込して欲しい!100万円以上の振込をしてほしい!という場合は「振込申請プラスAPPS」(月額980円)をインストールする必要があり、実際に使うには審査を受けなけらえばなりません。ただ、これを使うことで振込申請から最短で1営業日の振込が可能になります。
もっと早く振込してほしい!という場合は最短翌営業日になる「お急ぎ振込」サービスがあります。
ただし、この機能は一定の基準を満たしているショップへ順次開放されており、すべてのショップが対象ではありません。
開放されていない場合は、審査が必要になり、管理画面の「お問い合わせ」からお問い合わせをする必要があります。
振込申請プラスAPPSには、月最大6回の締日の最短1営業日後に自動で振込をしてもらえる「定期振込サービス」というのもありますが、どちらにせよ、今まででしたら「振込申請は必須」なのがBASEだったのです。
振込申請には期限があり、それ以降だと振込申請が不可&売上金の失効になる。これがユーザーの批判の元だった。
BASEはエスクローサービス(決済のやり取りを仲介)のため、売上金は一旦BASE側が預かる形になり、売上金を入金してもらうには申請が必要なのですが、この申請には期限があり、売上が計上された日から180日間、でした。
この期限を過ぎると振込申請ができなくなり、売上が失効されてしまうリスクがあったのです。
で、わたくし個人的なことを言えば180日間は・・短いかな・・と思うのです。せめて1年かなーと。
仮にBASEでの販売活動を休止したとしても、売上金は残っているわけで、入院した、パソコンが壊れた、引っ越した・・など諸々の理由で半年経ってしまった、申請をすっかり忘れていた・・なんてことは結構あるような気がします。
話が長くなりましたが、この期限があり売上が取り上げられてしまう状態にユーザーから批判の声があがったのは事実です。
この批判を受ける形で2019年の12月から売上金の自動振込の対応を可能にしたようです。
BASEの売上金自動振込対応の対象者
実は自動振込は全員ではなく、条件が設けられているようです。
恐らく、過去に振込申請をしたことがある、オープンしてから○ヶ月経っている、月平均○万円の売り上げをコンスタントに上げている、などの条件が付けられると予想しますが、現段階では詳細は発表されていません。
一旦、お試しで「優秀なショップのみ自動振込をやってみるよ」、というようなスタンスだろうと予想していますが、続報があり次第当サイトでもお知らせします。
「定期振込App」をインストールすることで、当月末までの売り上げ金全額が、翌25日に銀行口座に自動で振り込まれます。
毎月25日に自動的に振り込まれるので、振込申請の手間が不要になります。ただし、このAppを入れていても、別途振込申請やBASEカードと併用が可能です。
ただし、今まで一度も振込申請をしたことがない場合は、一度振込申請を完了した後に、その後、定期振込を利用できるようになります。
売上金を振り込んでもらう際、振込申請ごとに振込手数料と事務手数料がかかります。
振込申請額ー振込手数料ー事務手数料=実際の振込金額
【振込手数料】
一律250円
【事務手数料】
・2万円未満の場合:500円
・2万円以上の場合:0円